ラージフォーマットとX-H1

1年前、ラージフォーマットに憧れて、手放したX-H1

昨年の3月に、ディスコンと知り慌てて購入した、ラージフォーマット機のGFX50R
カメラを購入する1日前、私はフジヤカメラ店さんにX-H1ボディと、X-T1のキットレンズだったXF18-55mmF2.8-4 R LM OISを持ち込み、GFX50R用のGF35-70mmF4.5-5.6 WRを入手するため下取りに出しました。

下取りに出したX-H1とXF18-55

そして1年後…ラージフォーマットを手放し、X-H1を再入手

次の候補も、ラージフォーマットだった

ラージフォーマットに憧れて、ライカに似たレンジファインダースタイルのGFX50Rを買ったわけですが、振り返ると1年間で300ショットも撮っていませんでした。その理由は恐らく、手振れを連発してストレスを感じていたからです。
GFX50Rを購入した時期に、LeicaのM-P(Typ240)とズマリットM35mmを手放したのですが、その理由は視力の低下が著しく、ブライトフレームでピント合わせをするのが困難になっていたからでした。同様の理由から、フィルムカメラのLeica M3とⅢfを、その後に手放しました。

そんな感じで防湿庫内のカメラが一気に減った後、次に購入するならピントが合わせやすく、手振れ補正付きのカメラにしたいと考えていました。具体的には

のどちらかにしたいと思っていました。元々GFX50Rを購入する直前まで、GFX50SⅡのレンズキットを購入するつもりでいたので、『GF35-70が手元にある今、GFX50SⅡを買うのが自然だな』と。

その後いろいろ調べていくうちにGFX50SⅡは4K動画が撮影できないことを知り、『動画も撮るなら、GFX100S』という記事を見つけたりして、SIGMA fpで動画も撮るようになった私は、どちらにするべきかわからなくなってしまいました。GFX50SⅡと100Sとでは、あまりにも価格差があったので。

それからGFX100Sを購入する方向で検討し始めると、今度は同価格帯のLEICAのSL2-Sも気になるように。現在メインで使用しているSIGMA fpと同じマウントなのでレンズが共用できる点や、リセールバリューの面でも有利だと思ったからです。
特に買取価格をチェックしていると、限定品のreporterなら、さらに有利になるんだなぁ…と(苦笑)。

でも冷静になって考えてみると、GFレンズを購する際に手放したX-H1は十分に気に入っていたし、手振れ補正は付いているし、動画性能も十分ということに改めて気付きました。

候補のカメラをリストアップして、いざ中野へ

GFX50Rを某所で売却して少し経ってから、フジヤカメラ店の中古カメラの中で、程度Aのうち特に気になる個体をリストアップして、中野の店舗へと出かけました。それが一昨日のことです。
リストアップしたをカメラに、持参したSDカードを入れて数枚テスト撮影し、その日は購入せず、取り置きだけ依頼して帰宅しました。ここがミソだと思います(笑)。
その夜に冷静になって2台に絞り込み、翌朝購入するカメラを決定し、その結果をフジヤカメラ店へ電話で告げた後、中野の店舗へと向かいました。

最終的に決めたのはタイトルの通りですが、その理由は

  • もっと使ってみたいと思った
  • サイズ感が自分にピッタリだった
  • 手元のマウントコンバーターで、LEICAのMマウントレンズや、PENTAXのM42レンズも活用できる

と思ったからです。

カメラは同じX-H1でも、レンズは異なるものに

GFレンズ購入時に手放したX-H1とXF18-55でしたが、X-H1を再購入するにあたり、レンズは異なるものを購入したいと思いました。
フジヤカメラ店でテスト撮影した際に、スタッフの方がX-H1用に用意いただいたレンズもXF18-55で、『やはり素晴らしいレンズだな』と撮影した画像を見ながら再認識したのですが、購入したのはXF16-80F4です。

XF16-80mmF4 R OIS WR 主な仕様

形式 フジノンレンズ XF16-80mmF4 R OIS WR
レンズ構成 12群16枚(非球面レンズ:3枚、ED非球面レンズ:1枚)
焦点距離 f=16-80mm(35mm判換算:24-122mm相当)
画角 83.2°-20.1°
最大口径比(開放絞り) F4
最小絞り F22
絞り形式 9枚 (円形絞り)
1/3ステップ (全16段)
撮影距離範囲(撮像素子面から) 35cm〜∞
最大撮影倍率 0.25倍(テレ端)
外形寸法(最大径×長さ) φ78.3mm x 88.9mm (ワイド端)~131.5mm (テレ端)
質量 440g
フィルターサイズ ø72mm
付属品 レンズフロントキャップ FLCP-72II、レンズリアキャップRLCP-001、レンズフード、レンズラッピングクロス

35mm判換算24-122mm相当ということや、最大撮影倍率0.25倍というクオーターマクロ的に使える点で決めました。

再購入したX-H1と初めてのXF16-80

メインで使っているSIGMAfpと比べると、かなり大きいですね。レンズも太いですし(笑)。

SIGMAfpとの比較

GF35-70は手元にありますが

当面はラージフォーマットの存在を忘れて、APS-CフォーマットのX-H1をメインに使っていこうと思います。

追伸

フジヤカメラ店で購入手続きを開始した後、日本中どこを探しても見つからなかったLEICAのSL2-S reporterの新品が1台、同じフロアのショーケースの中にありました。
ちょっと悔しかったのですが、『縁が無かったのだ』と自分に言い聞かせて、X-H1とXF16-80のセットを持ち帰りました。

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