日本固有のもの
とはいっても尖閣諸島や北方領土問題について語るわけではなく、シシャモの話です(^^;
実は先日、社内で共同購入者を募り、北海道のむかわ町のカネダイ大野商店というお店から、特オス10尾×5セットを取り寄せました。フライパンにクッキングシートを敷き、その上で焼いて食べたのですが、もう最高の味でした!
なぜ共同購入することになったかというと、一箇所に送った方が送料が割安になるというのもありますが、
「今が旬のシシャモを買います。スーパーで売っている『子持ちシシャモ』はカペリンというまがい物で、本物のシシャモとは全くの別物です。この時期にしか食べられない本物のシシャモの味を知っってしまったら、もうカペリンには戻れませんよ。本物を食べたいと思うなら、ぜひ!」
と誘ってみたところ、5名の方が挙手されたからなんです(笑)。
社内でシシャモ売ってないで、社外で自社商品を売れ!って(^^;
シシャモ(柳葉魚)の語源はアイヌ語のsusam(スサム、語源はsusu(スス)=柳・ham(ハム)=葉とされる)に由来し、伝説に拠れば飢えに苦しんでいたアイヌを哀れんだ神が柳の葉を流したところそれがシシャモになったといわれています。
※シシャモの伝説は、こちら
シシャモは北海道太平洋岸海域に分布する日本固有の魚であり、秋に川を溯上して産卵するサケと同じような生態をもつ魚です。シシャモが遡上する川として有名なのが鵡川(むかわ)で、その川の名前はむかわ町という町名にもなっています。
(むかわ町は先月ノーベル化学賞を受賞された鈴木章北大名誉教授の故郷ですが、鈴木教授の弟さんは、むかわ町でシシャモを取り扱う有名店主です。今回のノーベル化学賞特需?で、さらに注文が増えているそうです。)
そんなシシャモ(柳葉魚)を、皆さまもぜひお試しください。
【参考】シシャモの美味しい焼き方