窯開け
今日は15時半から窯開け。ちなみに遅刻はしていません。
大晦日に20時間かけて焼いた器がどんな風になったか、ハラハラドキドキご対面の日です。
私を含む男性3名で窯に向かい、重し代わりの耐熱レンガを注意深く外しました。
外し終えると大きな一枚の蓋が現れました。この蓋の下に皆の作品が並んでいるはず。
私の器は前回(5月)同様に下から2段目の場所にセットされていると、マスターから聞いていました。
なのでご対面は最後の方になりますが、手前には一緒に苦労を共にした仲間の作品が沢山あり、いやでも胸の鼓動が高まります。
その蓋を外すと、割れているものはありませんでした。色も形もそれぞれで個性的。見ているだけで楽しいものです。
そんな中に一つツヤ消しの器がありました。 「あっそれ、KOJIROさんのだよ」とマスター。
一瞬、戸惑いながら「あれ?下から2段目じゃ?」と私。 「うーん、一番上の段だったみたいね〜」とマスター。
その後慎重に一段ずつ仕切り板を外しながら器を取り出しました。よく見ると私の塗ったものと同じ釉の器は、下の段ほど色が良く出ていたような気がしたのですが…私のヒガミでしょうか?
「いやー、渋いねー。盆栽用の鉢にちょうどいいよ」とマスター。 私はこれで焼酎のロックを飲もうと思ってたのに。
でもまだ焼いてない私の器が3つあるので、来月に焼き直していただくことになりました。
最悪はツヤ消しのままでもいいんです。でも私は盆栽の趣味も無いし、鉢にするのはゴメンです。
泣きっ面に鉢?なーんちゃって。