甘酒と焼いもと、ダージリンティー
今日は天皇誕生日で祝日。陛下は72歳を迎えられたそうです。私の父と同い年だ。
そして今日は金曜なので三連休の一日目。サラリーマンはこういうところが嬉しいですね。ということで私は『たまりすく』へ向かいました。
店内に入ると二人の女性がカウンター席の中央に。マスターの笑顔がいつも以上で?印象的でした(笑)。
こういう時のマスターはいつも以上にサービス精神が旺盛で、今回も席に着くや否や紅茶のゼリーが目の前に出されました。
確かこのゼリーはメニューにあるはずなのですが、今まで注文した人を見たことがありません。
透明感のある色や紅茶の風味が素晴らしいので、私的には一押しのデザートです。
紅茶のゼリーを食べながら、マスターの次なるサービスは甘酒。
先日ご馳走になった甘酒が少し酸っぱかったことに不満だったそうで、今回は酸味の無いものをいただきました。
ひとくち口にすると麹の香りが広がり、ほのかな甘さが舌に残ります。
酒粕ではなく昔ながらのお米で作った甘酒でとても美味しいものですが、でもこちらは季節限定というよりも時期限定?の少量品で、当然ながらメニューにはありません。
甘酒を飲み終え、マスターから「温かいもの、何か入れますか?」と訊かれました。
いつも通り「お任せしまーす」と。マスターが今回煎れてくれたものはダージリン。
「うちでダージリン飲むのは初めてじゃない?普通すぎるから、うちでは滅多に煎れないんだよね」とマスター。
確かに『たまりすく』では初めていただくダージリンでしたけれど、今まで飲んだものとは異なる味でした。
色も透明感が高く、香りもとっても豊かな気がしました。
そして、本日最後のご奉仕品はこちら。皆さんご存知の『焼いも』です。
二本の太いさつま芋をオーブンで焼くこと十数分、店内には独特の匂いが漂うなか、こんがりと焼き色の付いた美味しそうな焼芋が出来ました。
マスターは、これを女性客にご馳走したかったのですね。
でも残念なことに女性客の一人は「お腹いっぱいで食べられない」と降参。多分十数年ぶりに食べた焼芋は、甘くてとても美味しかったです。