生命保険の見直し:解決策
依頼者のご要望を盛り込み、以下の内容で見直し案を作成し、先ほど説明に行ってきました。
<変更前>
1.死亡保障:3,000万円(終身100万円+定期2,900万円)
2.医療保障:一日入院5,000円(5日以上、5日目から)※60歳まで
3.保険料:約11,000円(更新の度に上昇。最終的に50,000円程度)
<変更後>
1.死亡保障:300万円(終身300万円)
2.医療保障:一日入院10,000円(1日以上、1日目から)※一生涯
3.保険料:約9,000円(更新無しのため、保険料は変わらず)
※ポイント
1.死亡保障は最低限とし、全てを貯蓄性の高い終身保険としました。
将来、保険料の支払いが困難になった場合でも、契約者貸付でお金を引っ張ったり、仮に解約することになっても返戻金が多くなるようにしました。
2.ガン家系とのことだったので、終身型の医療保険にはガンの診断給付金付きのものにしました。
3.上記2つの保険は共に更新の無い終身型とし、保険料が途中で上がることのないものにしました。
合計保険料も少なくなり、医療保障も充実できたので、依頼者からは満足していただけたようでした。
なお、今まで契約していた保険は、解約ではなく、払い済みにすることをお勧めしました。
払い済みというのは、『今後保険料は支払いませんが、解約はしません』というもので、保障額は今まで積み立てた保険料から逆算され、保険期間は今まで通り(この場合は終身)とするものです。「解約しようかな?」と思ったら、ぜひこの『払い済み』も検討された方が良いと思います。
以上、ほんの一例にすぎませんが、何かの参考になれば幸いです。